体験的健康学 一倉 定 理論
- 中村 群一
- 2024年9月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年10月9日
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1. 人々は、塩のことをよく知らない
自然塩は血圧を下げるだけでなく、低血圧は正常血圧になる。
これは人体生理を理解していれば、何の不思議でもない。
ところが、精製塩純度99.5%で食卓塩をとると血圧が上がる。
それは、精製塩は食べ物でなく有害な薬品ということにある。
人間が普通とつている食べ物には純粋なものは一つもない。
そのような体には、自然界にない純粋な物質をとっても順応する力がない。
様々な副作用が起こる。
その一つが高血圧。
純水や純酸素は赤血球を分解してしまう。
2. 水飲み健康法の誤り
水を毎朝多量に飲むと全身が洗われて健康に良い。
と言う人がいる。
これは人間の生理をまつたく知らない妄説。
人間の体は、水を飲んでも洗濯物でもあるまいし、洗われるように出来ていない。
水を多量に飲めば血液濃度を薄めて、たちまち新陳代謝に支障をきたし、細胞は飢餓状態になってしまう。
レスリングや野球のピツチャーなど試合中は水をゴクゴク飲まない。
マラソン選手は途中で水を飲むが、超ハードな状況なので、汗とともに水分が多量に抜けて脱水状態になるからであり、それでも一度に多量には飲まない。
一倉さんの友人の学校の先生は、水飲み健康法の信者で、毎日一升の水を飲み続けて
53歳で死んでしまった。
大手術の後も患者には水をのまさない。
血管の細胞が緩み、出血する恐れがあるためで、回復を早める為に濃い血液の強い生命力を保つためである。
3. 白砂糖は食べ物というよりは薬品 長時間食べ続けることの危険性
砂糖は、サトウキビや砂糖大根の絞り汁に、多くの化学処理を施して精製される
サッカロース蔗糖で、純度は99%以上。
その過程で原料90%を占める繊維質とタンパク質のすべてが除去されてしまう。
精製した物は生物にはすべて毒である。
黒砂糖や50年前にあつた精製度の低い赤砂糖に切り替えることができないものだろうか?
白砂糖を入れたコーヒーを飲んだ時に、口の中に酸っぱい後味がのこるのはそのため
で弱アルカリの血液の中に、強酸性の砂糖により血液のPHを弱めてしまう。
4. 夏バテの原因
日本など温帯地方のすべてには夏バテがある。
夏のうちは、気温に適応して体中塩分が薄くなっているのが、秋になって気温が下がると、夏型の体では対応できず、夏バテという現象がおこる。
塩分をタップリとれば体調は回復するもの。
〜 一倉 定 理論 より引用 〜”
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